ホームセンターや量販店で手軽に入手できる人工木(WPC)デッキや人工芝は、近年のガーデンリフォームで急速に普及しました。しかし、愛犬家の皆さまにぜひ知っていただきたい事実があります。
気温30℃の晴天日において、黒・濃色系の人工芝の表面温度は60〜70℃に達することが各種研究で報告されています。
人工木デッキも同様で、樹脂成分が熱を吸収・蓄積しやすいため、表面温度が60℃を超えるケースも珍しくありません。人間なら靴で歩くため気づきにくいこの熱ですが、裸足(肉球)で走り回る愛犬にとっては、深刻な肉球の火傷リスクとなります。
さらに、地面に近い位置を歩く犬は照り返しによる熱中症リスクも人間の数倍高いとされています。
また、低価格帯の人工芝には接着剤・充填材(クラッシュラバーなど)からVOC(揮発性有機化合物)が放散されるものもあります。
人間よりも鼻先が地面に近く、嗅覚が数千倍優れた犬にとって、これらの化学物質は呼吸器や粘膜への負担となりえます。防腐剤を注入した安価な輸入木材(ACQ処理材など)も同様で、地面を舐める・木を噛む習性のある犬にとって、薬剤成分の摂取リスクがあります。
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